Microsoftは9日、9月の月例修正セキュリティ更新プログラム5件を公開しました。なお、新OSのWindows 7およびWindows Server 2008 R2については、今回公開された5件のパッチで修正する脆弱性については、いずれも影響を受けないとされているます。
また、8月に公開された修正パッチ「MS09-037」が更新され、Windows Media Centerなどで利用している「HtmlInput Object ActiveXコントロール」に関する更新プログラムが新たに公開されました。
●MS09-036
ASP.NET関連の脆弱性を修正するもので、脆弱性の最大深刻度は“重要”となっています。
●MS09-045
JScriptエンジンに関する脆弱性を修正します。脆弱性が悪用された場合、特別に細工されたサイトを閲覧しただけで任意のコードを実行させられる危険があります。対象となるOSは、Windows Vista/XP/2000およびWindows Server 2008/2003で、脆弱性の最大深刻度は5件とも4段階で最も高い“緊急”です。
●MS09-046
DHTML編集コンポーネントのActiveXコントロールに関する脆弱性を修正します。脆弱性が悪用された場合、特別に細工されたWebページを閲覧しただけで任意のコードを実行させられる危険があります。対象となるOSは、Windows XP/2000およびWindows Server 2003で、脆弱性の最大深刻度は5件とも4段階で最も高い“緊急”です。
●MS09-047
Windows Media Formatに関する2件の脆弱性を修正します。脆弱性が悪用された場合、特別に細工されたメディアファイルを開いただけで任意のコードを実行させられる危険があります。対象となるOSは、Windows Vista/XP/2000およびWindows Server 2008/2003で、脆弱性の最大深刻度は5件とも4段階で最も高い“緊急”です。
●MS09-048
TCP/IP関連の3件の脆弱性を修正します。脆弱性が悪用された場合、特別に細工されたパケットを受信しただけで任意のコードの実行またはサービス拒否(DoS)となる危険があります。対象となるOSは、Windows VistaおよびWindows Server 2008/2003で、脆弱性の最大深刻度は5件とも4段階で最も高い“緊急”です。また、Windows 2000もこの脆弱性の影響を受けますが、修正パッチは提供されません。
●MS09-049
ワイヤレスLAN自動構成サービスに関する脆弱性を修正します。脆弱性が悪用された場合、無線LANが有効となっているPCで特別に細工されたワイヤレスフレームを受信しただけで、任意のコードを実行させられる危険があります。対象となるOS は、Windows VistaおよびWindows Server 2008で、脆弱性の最大深刻度は5件とも4段階で最も高い“緊急”です。
■マイクロソフト 2009年9月のセキュリティ情報
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms09-sep.mspx